私たち家族が現在住んでいる家の間取りは2LDK。
広さも58㎡に満たないくらいです。
この家には2021年の7月に引っ越してきました。
前に住んでいた家は3LDKだったので、リビング横の1部屋をこどもの部屋として使うことができていましたが、今回は2LDKということで、こどもスペースをどうしようか悩みました。
ということで、我が家でキッズスペースをどう作ったのか、またキッズスペースを作る上で、大切にしていることをお話ししたいと思います。
キッズスペースを2ヶ所に分けて作ってみる
2LDKの我が家の場合、2部屋あるうちの1部屋は寝室、もう1部屋は夫の部屋です。
となると、キッズスペースはリビング…でもリビング、狭いしなぁ…。
ということで、リビングにメインのキッズスペースを、夫の部屋の一部にサブのキッズスペースを作ることにしました。
サブのキッズスペースを夫の部屋にしたのは、リビングの隣にあるので動線的にも使いやすかったからです。
ちなみにLDKは全体で12.2畳。
ダイニングテーブルとテレビを置くのは決定済みで、残りの空間は決して広くありません。
できるだけ圧迫感を小さくするために、こんな風にして壁側に棚を設置してみました。
ちなみにこの棚は、無印良品の「パルプボードボックス2段」を3つ組み合わせて使っています。
この棚を選んだ理由は、
- こどもが遊びやすい高さ
- 縦にしても横にしても、圧迫感が少ない
- こどもの成長に合わせていろいろな使い方ができそう
- 値段が許容範囲
- 部屋の雰囲気に馴染みそう
- 処分がしやすいサイズ
こんなところです。
また、上にのせてある車を並べている棚は夫と二人で作りました。
あらかじめ簡単な設計図を描いておき、ホームセンターでカットしてある板を購入。
長さがそろったものを購入し、その長さを利用しながら作ることで、材料をほとんど無駄にすることなく作ることができました。
ちなみに、夫の部屋に作ったサブのキッズスペースにも同じ棚を使っています。
以前はステンレス製の棚を置いていたのですが、おもちゃと棚がぶつかる音がうるさかったり、空間に馴染まないことが気になっていたので、こちらに買い替えました。
リビングのキッズスペースに置くおもちゃは、一番よく遊ぶ一軍おもちゃに絞るのがポイント
さてリビングにあるキッズスペースは、メインとは言え、こどものものがあまり多くなると、居心地が悪くなってしまいますので、リビングに置くのはこどもが今一番よく遊ぶ、一軍のおもちゃだけにしぼり込みました。
我が家の場合、車のおもちゃと電車のおもちゃ、よく読む絵本だけ。
その他のおもちゃは夫の部屋にある、サブのキッズスペースに置くことで、リビングに置くおもちゃを最小限にしています。
ちなみに、サブのキッズスペースに置いているおもちゃを、リビングのキッズスペースに持ってきて遊ぶこともありますが、使い終わったらまた元の場所に戻しに行くことも、自分でできるようになってきています。
キッズスペースを作る上で大切にしていること
キッズスペースは、基本的にはこどもができるだけ自由に使える場所にしたいと思っていて、
1.ワンアクションで片付けられる
2.物の住所を決める
3.できるだけ「ダメ」を言わなくていい環境にしておく
この3つを心がけて作っています。
1.ワンアクションで片付けられる
片付けるのに手間がかかるのは私も好きじゃないので、ポンとそこに置くだけで「片付けできた!」と思えるような収納を心がけています。
例えば、上の写真にある車の収納棚も、車をポン!と置くだけでOKです。
並べ方とか置き方とか、細かいことは本人に任せてます。
ただリビングですし、ガチャガチャして見える時には私が整理しています。
リビングは家族みんなが一番長く過ごす場所。
夫がゴロンと寝転がることもありますので、ワンアクションで片付けられる収納にしておくと、片付けもしやすくおすすめです。
また、夫の部屋にあるサブのキッズスペースのおもちゃたちも、基本的にはワンアクションで片付けられるシステムにしています。
例えば、バラバラするおもちゃ類はこんな感じで、ふたのない箱に入れてます。
こちらは無印良品の「紙箱A5サイズ」。
ふたつきの箱ですが、我が家ではこどもがワンアクションで片付けられるようにふたはしていません。
ふたの方も箱として利用できるので、現在我が家では、マグネットのおもちゃとパズルの収納箱として使っています。
2.物の住所を決める
おもちゃによって置き場所を決めていて、使ったら元の場所に戻すようにしています。
こちらが心がけていると、こどもも真似をして元の場所に戻しています。
こどもの遊びの様子によっては、おもちゃの置き場所を入れ替えたりすることもあるので、その時には「このおもちゃはこっちに置くことにしたよ。」とあらかじめ伝えるようにしています。
3.できるだけ「ダメ」を言わなくていい環境にしておく
現在2歳3ヶ月になろうとしている我が家の息子くんですが、できることが増え、力も強くなり、さらにいやいや期に突入していることもあって、息子くんなりの思いがはっきりしてきたように感じます。
物を投げてみたり、叩きつけてみたり、え⁈って思うようなことをし始めることもあるので、瞬間的に「だめ!」とか「やめて〜」と言ってしまうこともしばしば…。
ですので、できるだけキッズスペースは自由に使えて、「だめ!」と言わなくてもいいような環境にしておきたいと思っています。
たとえば、我が家の場合、クレヨンや色鉛筆、ペン類などは自由に使わせられないので、私が管理しています。
賃貸で暮らしていますので、壁や床に描かれてしまうと困るからです(経験済み…)。
なので、描く道具は、こどもの手の届かないところに置いておいて、ときどき「クレヨンする?」って聞くようにしたり、最近では自分でクレヨンを使いたいことを伝えてくれますので、そのタイミングで出すようにしています。
また、車が大好きでよく遊んでいるのですが、遊んでいるうちに車を壁に強くぶつけて傷をつけてしまうこともあります。
こどもが車で遊ぶところの壁は板や段ボールで覆って、車が直接壁に当たらないようにしておくことで、こちらがヒヤヒヤしなくて済むような工夫をしています。
「ダメ」と言わなくて済む環境にしておくことは、こどもにとっても大人にとっても、ストレスが少なくて、より快適に過ごすことができます。
家族みんなが快適に過ごすために欠かせないこと
それは、キッズスペースのこまめなお片付けです。
我が家の息子くんはまだ2歳3ヶ月ですので、基本的に片付けは一緒にやります。
きれいに片付けるのはまだ難しいので、元の場所に戻せたらOKと思っています。
お出かけ前、食事の前、お風呂に入る前、寝る前…など、区切りのいいところで片付けをすることで、狭い空間におもちゃが散らかりすぎるのを防ぎます。
もちろん、遊びに夢中になっておもちゃが散乱することもありますが、そのような時は遊びがひと段落したところで「いったん片付けようか」と声をかけて、片付けをしてから次の遊びに移るようにすることで、リビングにおもちゃが散らかって、過ごしにくくならないようにしています。
おもちゃの棚の前はカーペットを敷いていて、こどもはここで遊んでいます(この右側にテレビと食卓があります)。
まとめ
今回は、我が家のキッズスペースについて書いてみました。
我が家は転勤族ですので、住む場所に合わせて臨機応変に対応していくことが必要になります。
ちょっと大変だな、と思うこともありますが、家族みんなが暮らしやすいことを大切にしながら工夫して空間作りをしていく楽しさもあります。
また、キッズスペースはこどもの成長に合わせて変化していくと思いますので、またその様子についてもお伝えしていけたらと思います。