おはようございます、accoです。
無印良品は、日頃から何かとお世話になっていまして。
暮らしの中に、もう当たり前のように入っているものがけっこうあります。
我が家の場合、タオル類、シーツ類、私の下着類、子どもの洋服、棚、キッチンツール類…などなど。
シンプルなデザインゆえ、特別視されることも特別扱いされることもなく、すっかり暮らしの中に馴染んでしまって、溶け込んでくれるものがほとんどで。
それが、無印良品の良さでもあるかと思うのですが。
そんな無印商品の中で、ときどきふと、あー、これ買ってよかったな…と思うものがありまして。
何かと言いますと。
鳩時計です。
我が家がこの鳩時計を購入したのは、子どもが生まれてしばらくした頃。
我が家には、壁掛け時計というものがなかったのですけどね。
と言いますのも。
夫がちまちましたデジタル時計みたいなのを、結婚する前からいくつか持っていて。
小さい時計ばっかりこんなにあってどうするよ…っていう感じだったけど、そういうのを部屋のあちこちに点在させるのが好きだったようで。。
実用のために置いているのか、飾りなのかよくわからない、なんなら忘れられてほこりを被っちゃうことも多い置物類が苦手な私は、なんとかしてこのちまちましたデジタル時計を減らしたいな、と内心思いながら暮らしていました。
そんな中、夫が「大きい時計、買おうよ」とよく言っていたのですけどね。
「いやー、小さい時計がこんなにいっぱいあるからいらないでしょ。これらを処分してくれたら、買っても良いけどさ…」
と、交換条件的な、ちょっと姑息な提案を繰り返してきた私。
壁掛け時計は欲しいと思いつつも、このちまちました時計たちを一つでも減らすために、我慢していたようなところがありました。笑
一方夫の方も、私がそう言ったからといって、そのちまちました時計たちを自ら手放すことはなく。
ということで、結局掛け時計がないまま暮らしてきたのでした。
そんな経緯もあって、子どもが生まれるまでは、壁掛け時計がないまま暮らしてきた我が家。
なんですけどね。
子どもが生まれてしばらくした頃、福岡に引っ越しをして。
そこの家がわりと広かったものだから、ちまちました時計だと時間が見にくくて、とても不便に感じました。
しかも子どもだっていずれは時計を見るようになるだろうから、そろそろ本気で大きな時計が欲しいかも…と思い出した私。
もちろん、前から掛け時計を欲しがっていた夫はなおさら大きい時計が欲しかったようで、「ほら、鳩時計とかどう?息子くんも『パッポー』とか鳴いたら、喜ぶと思うけどねー」と煽ってきました。
さらに、ありがたいことに?その頃にはそもそもそんなに質の良いものではなかった夫のちまちましたデジタル時計たちのいくつかは壊れてきて、残すはあと2〜3個。
ということで、それらは全部夫の部屋で使ってもらうことにして。
ようやく壁掛け時計を買うぞ!という気持ちになったので、鳩時計を探し始めました。
鳩時計ってかわいいし、いろいろあるので迷ったのですけどね。
決め手になったのは、「ふいごを使用した鳩時計」というところ。
このふいごの音が素朴でしっくりきました。
夜電気を消して暗くなれば、鳩もお休みしてくれるしね。
あとは、「パッポー」と鳴いた後の引っ込み方が絶妙。
値段も許容範囲。
さらに。
家で実際に壁に掛けてみても、さすが無印デザイン、目立ちすぎずしっくり溶け込んでくれました。
音が優しいのでうるさすぎないし、耳に心地がいい音。
電池がなくなってくると、「パッポー」の声が、少しずつ間伸びしてくるところもまたかわいい。
鳩時計って、別に絶対になければならないものではないと思うのですけどね。
こうやって、ちょっと遊びがあったり、自分が好きなツボを押さえたかわいいものって、やっぱり暮らしを潤してくれるというのか、ちょっと嬉しく楽しくしてくれますねー。
ちなみに。
普段何かと無印にお世話になりがちな私の行動パターンを若干鼻で笑っている夫も、この時計に関しては気に入っているようです。
もちろん、息子くんも。
ってことで。
今のところ、私が思うナンバーワン無印商品は、鳩時計となっております。