座敷のことと大工さんのこと

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あっという間に3月。

改修工事が日々進んでいます。

 

1月の下旬に床板を外して床下の痛んで入るところを直したり補強してもらったり断熱をしてもらったりして、再度床板がはられた座敷。

 

2月の半ばごろ、補強のための柱が入りました。

↑部屋の内側から見たところ。

↓部屋の外側から見たところ。

ここは部屋の角ということもあって、もともとの柱に対して2本の柱が添えられました。

↓縁側のそれぞれの柱にも補強のための柱を添えてくれてます。

ちなみに、工事する前はこんな感じ。↓

↑外から見たところ。

↑工事が始まって障子を外したところ。

床の間の壁は塗り直してもらうのでこれまでより綺麗に明るくなる予定ですが、天井はそのままだし畳もそのまま戻すので、これまでの面影はある程度残る予定。

 

今回の工事が始まる前の1年間、実際にこの古い家で暮らしてみたことでその大変さを知れましたし、今の私たちにとって暮らしにくい部分がより明確になりました。

しかも、古さに加え2回の大きな地震の影響を受けているこの家の耐震力は、本来この家が持っている耐震力の6割程度、とのこと。

これは、私たちがここに住む少し前にこの家の耐震診断をしてくれた設計士さんからも、今回の改修工事をお願いした設計士さんが調査した結果からも言われたことでした。もし次に大きい地震が来たら…と思うと、お試しで住んでいた1年間は正直怖かったです…。

 

なので、この先私たちがこの家に住み続けることを考えたら、安心して暮らせるような耐震補強をしてもらうことは一番の優先事項だったし、断熱したり間取りの変更をしたりすることも、気持ちよく暮らすためには必要なことと考えました。

で、となるとどうしても、この家のこれまでの面影がなくなってしまうところは出てきてしまう。

そこはちょっと悩みどころでもありました。

 

自分達がより快適に暮らすために大きく変更せざるを得ない部分はあるけど、できるだけこれまでの雰囲気を残したいという思いは捨てきれない…。

ということで、できるだけこれまでの雰囲気を残す場所となったのが、座敷とそのつづきの間、でした。

 

ちなみに。

座敷の柱に添える新たな柱を入れるところは、大工さんがとても苦労されたと、後から設計士さんから聞きました。

縁側の床板に柱のサイズの穴を開けて…、

ここに床下まで続く柱を差し込んでいくわけですが、それがとても大変な作業だったそう。

 

大工さんたちが私たちに、あれが大変だった、これが大変だったと逐一お話してくれることはありません。

でも、週に1〜2回行って、ノーテンキに「へー!」とか「ほぉー…」とか言いながら、少しずつ変わっていく様子を眺めては喜んでいる私には気づけない大工さんたちの苦労が、きっとたくさんあるんだろうな…。

 

実際現場を覗きにいくと、詳しいことはわからないけど、大工さんたちが手刻みで材木を加工してくれている様子を見ることができます。

丁寧に黙々と手を動かしてくれている大工さんたち。

そして、そんな姿を見れば見るほど、この家がどうやって改修されているかについて、全部は無理でもできる限り理解しておきたいし、記録としても残しておきたい…!という気持ちも強くなります。

 

…ということでときどき大工さんに話を聞いたり、週1で見にきてくれる設計士さんにも尋ねたりして、現状を把握するようにしております。邪魔をしない程度に…。

寒い日も雨の日も毎日来てもくもくと仕事をしてくれる大工さんたち。

感謝です。

 

 

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