ご訪問いただきありがとうございます、accoです。
我が家地方、ようやく寒さが和らいできました。
休日だった月曜日の朝は、うっすらと雪。
子どもは起きてすぐ着替えて、外へ飛び出していきました。
広島に住んでいた3年間、冬には1〜2回ずつ雪の日を経験してきましたけど、こっちにきてからはなかなか降ることがなかったので、うっすらとでも雪が降ると嬉しくなる我が子同様、私も若干テンションが上がり、カメラを持って外へ出ました。
さて、そんな朝でしたけど、日が出てしまえばあっという間に雪は溶けて…。
お昼前からは山へ。
家を建てる時に使う木の伐採を見学するツアーに参加してきました。
今回お願いしている設計事務所さんは、木を切る林業の方、製材所、大工さんとつながりをもって仕事をしてくれます。
そのおかげで、家を建てるための木は、県内の山の木を使うことができるし、それらを運ぶための運搬にかかる燃料や時間、コストも削減できて、つまりは環境への負荷も軽減できる、とのこと。
私たちがこの設計事務所さんを見つけたのは、たまたまでした。
知り合いがこの設計事務所さんにお願いしてとても良かった!とかそういう根拠になるものがあるわけではなかったので、この設計事務所さんにお願いしていいのかどうかという点については、慎重にみていかなければならないところではあって、それは今も現在進行形なのですが。
実際に我が家のリフォームの相談を始めてもう何度か打ち合わせをしてきたのですが、今のところ、たぶんこの選択は間違ってなさそうかな、と思えています。
と言いますのも。
まず一つには、設計士さんがこの家をリフォームするにあたって大事にしてくれていることと、私たちが大事にしたいことがしっかり重なっているということ。
それからもう一つは、打ち合わせの回数を重ねてきても雑になることはなく、ど素人の私たちのどんな質問にも根拠を持って一つ一つ丁寧に答えてくれるところ。
もうね、本当にありがたいです。
実は5年ほど前、隣町に住んでいた頃に、そろそろこの家のリフォームを考えようか、ってことになったことがありました。
で、その時は別の設計士さんに相談していたのですけどね。
この家にも来てもらって、現状を見てもらい、間取り図なんかも何度か書いてもらっていたのですけど、その途中で夫の転勤が決まり、結局リフォームの話は流れてしまいました。
で、今振り返ってみますと。
あのタイミングではまだ時期尚早だったんだなってことと、あともう一つ、この設計士さんじゃないよ、ってことだったのかな、と思ったりするのです。
リフォームに際して、私たちが大事にしたいと思っている部分は当時も今もそう変わらないのですけどね、当時の設計士さんはその部分にはほとんど触れない設計を考えておられました。
当時の私たちも、これでいいのかなー…と思いながらも、なんとなくぼんやりと話を進めてしまっていたところがあって。
だからきっと、流れることになったんだろうな…と思うのです。
当時、リフォームを考え始めたところだったし、夫は転勤を断ることも考えたようでしたけど、あの時断らないで転勤してよかった…と今更ながらに思ったりします。
ぼんやりしていた当時の私たちには、もう少しいろいろ考える時間が必要だったと思うし、心構えだってできていなかった。
転勤していた5年間の間で、夫も私もずっとこの家のリフォームのことを考えてきたわけではないんですけど、自分たちが今後どうしていきたいかは、5年前よりはずいぶんはっきりしたように思うのです。
…ってなんだか随分話がそれました。
山の話に戻ります。笑
設計士さん、林業の方、製材所の方、大工さんたちと一緒に山の中に入っていきまして。
これから新築されるお宅で使われる予定の、柱とか梁とかになる木の伐採の様子を見せてもらいました。
木にチェーンソーで切り込みを入れ、メキメキッ!バサーーーーッ!って、山に響きわたる音を立てて倒れていく様子を見せてもらったのがメインだったのですけど、中でも一番印象に残っているのは。
林業の方、かっこいいーーー…♡
70代の方が、まだ現役バリバリで働いてらして。
林業歴50年。
山に対する自分の思いとか、この先のビジョンみたいなものも少しお話ししてくれて。
もうとにかくかっこいいのです。
かっこいいって言葉がぴったり…。
こういう人が家づくりに携わってくれたら、それだけでも嬉しい。
ちなみに。
うちの夫も興奮しながら言ってました。
かっこいいねーー‼︎と。
珍しく夫婦で意見が一致したところでありました。笑
家のリフォームにあたっては、たくさんお金がかかる予定です。
私たちの人生の中でそう何回もあることではないと思うから、せっかくだから家にまつわる一つ一つのことを、楽しみながらやっていきたいと思っていまして。
今回のこの伐採ツアーで、また一つ楽しく貴重な経験ができたこと、嬉しく思います。