隙間は大事

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ご訪問いただきありがとうございます、accoです。

今住んでいるこの古い家は、160年以上前に建てられた家だそうで。

これまで、ここに住んできた夫のご先祖さまたちが、そのときどきで壊れた箇所をその都度直しながら住み継いできたと思われます。

夫のおじいちゃんおばあちゃんの時代には、土間にかまどがある昔スタイルの台所から、今のような床スタイルの台所にしたようだし、増築して付け加えた部屋があったりもします。ちょっと昭和の雰囲気が感じられるのはそのせいかと…。

また数年前の大きな地震で壊れた箇所も、最低限ではあるもののお義父さんたちが直してくれてあります。

なので、今この家に住んでみて、いくらか不具合があったり、若干の傾きがあったり、寒かったり…まぁあげればいろいろ出てくるわけですけど、とは言え住めないほどではないので、住んでいるわけですけどね。

ただ、この家にこの先もずっと住み続けようと思うのであればこのままでは厳しい、というのが現状です。

 

特に耐震性という観点で見ると、決して安全だとは言い難く…。

ってなわけで、この先も安心して住める家にするためのリフォームは必須。

今は、設計士さんに相談中の段階であります。

 

で、設計士さんと話をしている中で、縁側にある床の隙間の話になりまして。

縁側は、床板と床板の境目ごとに隙間がありマス。。

 

私としては、隙間は寒さの原因になっていると思うし、暖かくなればここから虫だって入ってくるだろうし…と思って、「この隙間は、埋めてもらえたりしますか?」なんて聞いてみたんですけどね。

設計士さんいわく。

「いや、ここはこのままで。この床はとてもいい雰囲気だから…。」と。

な、なるほど…。。

 

そういえば。

以前も家の隙間の話をしたときに、

「だからこの家がここまで残ってきたんですよ」と言ってたっけ。

古い家が残ってきた理由は、もちろんいろいろな要因が積み重なっての結果ではあるのだけど、隙間があるってことも、大きな理由の一つなんだとか。

風通しがいいっていうことは、昔の家にとってはとても大事なことだったってことを教えてくれました。

ちなみに、縁側の床の隙間は残るけど、それ以外の方法で寒さを防ぐための手立てはしてくれるとのこと。虫対策はなさそうだったけど…。。

 

ってなわけで、今後もこの隙間たちとは上手に付き合っていこうと思っております。

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