兜と鯉のぼりどうしてますか?夫のお下がりを飾っている我が家の話

こどものもの

今日はお天気も良かったので、息子くんの兜を出してみました。

狭い我が家のどこに飾ろうか…。

リビングがいいかなーと思ったのですが、何しろ狭いので、遊んでいる時にぶつかって怪我をしたり壊したりしてもなぁ…ということで、ひとまず玄関と洗面所の間にあるスペースに飾ってみています。

兜を出すと、息子くんはまだなんだかよくわからないようでしたけど、なぜか神社を思い浮かべたらしく、手をぱちぱちと叩いて手を合わせ、拝んでいました笑。

さて、そんな息子くんの兜ですが、夫と夫のお兄さんのお下がりの兜を飾らせてもらっています。

 

初節句を迎えるにあたり、兜と鯉のぼりをどうするか相談した当時の話

我が家の息子くんは2020年の1月生まれ。

初節句がその年の5月ですので、生まれてすぐの2月あたりから、兜と鯉のぼりをどうしようかと夫と相談し始めました。

夫は、兜はあってもなくてもいいんだけど、自分がこどもの頃、庭に大きな鯉のぼりをあげてもらったのがとても嬉しかったから、鯉のぼりは息子くんにもしてあげたいという考えでした。

一方の私はというと、特に思い描いているものもなく、賃貸マンションで暮らしていましたので、鯉のぼりにせよ兜にせよ、買うなら小さくてシンプルものがいいな…くらいの考えでした。

当時はまだ熊本にいて夫の実家も近かったので、夫の両親にも相談することに。

すると夫の母が、「兜なら夫くんとお兄ちゃんのがあるよ。」と言って、ゴソゴソと兜を出してきてくれました。

ずっとしまい込んでいたそうですが、特に傷んでいるところもなくまだ十分綺麗で飾れる兜。

しかもさほど大きなサイズではないので、賃貸で暮らしている我が家にはピッタリ。

ということで、「これ、そのまま使わせてもらおうか」ということになり、夫の母とお兄さんも、「ぜひ使って」と言ってくれたので、使わせてもらうことにしました。

ただ、何か一つくらい新調したいな、と思ったので、兜の横に立てる名前の札だけ、購入することにしました。

鯉のぼりについて悩む…

兜のことについては、すんなり決まったのですが、さて鯉のぼり、どうしよう…。

私たちは当時夫の実家から車で30分ほどのところに暮らしていましたが、賃貸マンションでしたので、夫が思い描くような大きな鯉のぼりをあげるのは無理です。

私は、無理に鯉のぼりをあげなくても…と思ったのですが、夫はどうしても諦めきれないようす。

夫の実家であげてもらえないか、と言い出しました。

いずれは私たちが実家に戻ってくることが決まっていたこともあったので、夫の両親も「じゃあそうしようか」とのこと。

日を改めて、鯉のぼりを探しに一緒に何軒かのお店に行ってみることにしました。

…ですが。

いろいろ種類はあったのですが、なかなかこれと決められない私たち。

息子くんが、これがいい!って選べたらいいのでしょうけど、まだホニャホニャの息子くんには無理だし…。

しかも、どうやらお店の人の話によると、熊本には「熊本式鯉のぼり」というのがあるとのこと。

庭で鯉のぼりをあげるには、庭に深い穴をほって柱を埋めて、柱の一番てっぺんには名前の旗と杉の木を立てて…となにやらいろ決まりがあるらしく、しかもそれをやろうとすると、数十万はするとのこと。

それで、一旦家に帰ってみんなで考えることにしました。

夫はやってあげたい気持ちが強いので、どうせやるなら熊本式で!という勢いでしたが、私は夫の実家であげさせてもらうなら、お父さんとお母さんの手間にならないように、あまり手の込んだことはしなくてもいいんじゃないかな、と提案しました。

すると、今度は夫の父が、「そう言えば、夫くんたちの鯉のぼり、どこかにあると思うよ」と言い出し、これまたしまいこんでいた鯉のぼりをゴソゴソと出してきてくれました。

箱はボロボロでしたが、中を見てみると多少傷んでいるところはあるものの、兜同様、「これ、いけるんじゃない⁈」ということに。

時期としてはまだ早かったのですが、試しにあげてみることにしました。

夫の実家は田舎で庭も広いので、家の2階のベランダから庭にある木の枝に紐を張り、そこに吊るしてみることにしました。

「お!これいいねー!」

元気に泳ぐ鯉のぼりに、夫の両親も私たちも大満足。

満場一致で「これでいこう!」ということになったのでした。

ただ、これまた一つくらい何か新調したいね、ということになったので、名前を入れた吹き流しだけ買ってもらうことにしました。

まとめ

兜と鯉のぼり、どうせなら新しいものを買ってあげたい気持ちもなくはなかったのですが、お店に行ってもピンと来なかった私たちには、これで良かったんだろうなぁ…と思います。

それに、まだ使える状態で実家に眠らせていた兜と鯉のぼりが、また息を吹き返したかのように見えて、なんだか嬉しくも感じました。

鯉のぼりについては、夫の実家に帰らないと見れないのですが、今年は3月末に実家に帰る機会があったので、ちょっと早かったけど鯉のぼりをあげてもらうことができました。

息子くんがいろいろわかるようになって、「お下がりじゃ嫌だー!」と言うことがあれば、その時はまた検討してもいいかなと思いますが、今はお下がりの兜と鯉のぼりを、息子くんのお守りとして飾らせてもらおうと思います。

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