紫陽花と梅しごとと

夫婦

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ここの庭で一番楽しみにしていた紫陽花が咲き始めました。

やっぱり咲き始めが一番好きだなー。

さて。

少々落ち着かない日々が続いてました。

夫の出張があったり、お通夜があったり、こどもと共に体調を崩したり…。

ようやくあれこれ落ち着いたから、今週は平常運転できそう。

先週の土曜の夕方、家の隣にある畑の梅を、夫とこどもとお義父さんとで収穫してくれました。

梅を運んだり、ミミズを見つけて喜んだり、梯子にそろりそろりと登ってみたり、大人の周りでちょろちょろしながら、気がつけば裸足になって駆け回っている我が子。

そんな姿を見てふと、田舎は豊かだなぁ…と思う。

 

そもそも私は田舎育ち。

実家の周りは畑だらけで、家からは富士山が見え、自然豊かな場所で育ちました。

小学校は各学年1クラスが当たり前、中学校は1時間に1本しかないバスで通学し、高校も基本最寄り駅まで親の送迎は必須。

家から1人で出かけて1人で帰ってくるという、普通の中高生が当たり前にしていそうなことが叶わない現実が、とてつもなく嫌で嫌で。

一刻も早くこんな田舎から出たい…と、心底願っていた日々を思い出します。

だから「豊かな自然に囲まれた田舎暮らし」なんて、綺麗事ばっかりじゃないのよ…ってことも実感してきたし、どれほど大変かもそれなりに知ってはいるつもり。

 

とは言え。

やっぱり田舎は豊かだなぁ、と思う。

今住んでいるここも、私が子ども時代を過ごした田舎同様、車なしで暮らすのはかなり厳しい場所。

だからもしかしたらこの先我が子も、私が思ったのと同じように、「こんな田舎から一刻も早く抜け出したい!」と言う日が来るかもしれないなぁ…と、梅のヘソ取りをしながらふと考える。

ま、覚悟だけはしておこうかしらね…。

それにしても今年の梅は量も多いし、粒も大きい。

これまでは離れて暮らしてたので、毎年収穫したものを送ってもらって梅ジュースを作るのが恒例だったけど、今年はここに住んでるから、梅の収穫から自分でやることができて、夫はずいぶん嬉しそう。

家の中の家事を自らやることはほぼないけど、梅しごとだけは自主的にやる夫を見てモヤモヤするのも毎年恒例。

 

ま、この先の作業はほぼほぼ夫がやるだろうし、あとは梅ジュースが作られていく過程を眺めながら、完成を楽しみに待ちたいと思います。

 

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