お客さんが来た話

おはようございます、accoです。

上の写真は今日の話と全然関係ないのですけど、とても気持ちがよかった日曜の朝のベランダ。

 

先週の金曜と土曜に、我が家にお客さんが来ました。

と言っても、夫のお兄さん。

仕事で近くに来るので、我が家にも寄ってくれるとのこと。

そのことが決まってから、ちょっと私的には頭の中が忙しくなりました。

夫のお兄さんとは言え、久々のお客さん。

一番の悩みの種は食事のことです。

金曜の夕食と土曜の朝食を用意することになるのですが、はてさて。

土曜の朝は、パンとサラダと目玉焼きとコーンスープ、とあっさり決めることができました。

さて、金曜の夕食をどうしようか…。

ハンバーグ?唐揚げ?手巻き寿司?

私の実家の母は料理上手なので、お客さんが来ると手料理をこれでもかというくらい振る舞います。

そして実際それが美味しいので、皆さんとても喜んでくれます。

そのイメージがあるためか、お客さんが来た時の食事は頑張って作って用意しなければ…という思い込みがなかなか抜けないのです。

だからこれまでも、お客さんが来た時は、あー美味しくなかったらどうしよう…とか思いながらも自信がない料理を一生懸命作って、自信なく出してきたのでした。

で、今回もいつものように、ずっと頭の中で当日の夕ご飯、何にしようかなー…とぐるぐる考えていました。

そして、いろいろ考えた結果、煮込みハンバーグならこれまで失敗したこともそんなになかったし、煮込みハンバーグでいこうかなと決めたところで、夫にもそのことを伝えました。

とは言え、基本的に料理に自信のない私は、煮込みハンバーグと決めた後も、あー…うまくできなかったらどうしよう、とずっとモヤモヤ。

で、そんな私のモヤモヤを夫にも伝えました。

夫は、「そんな頑張らなくてもいつものご飯でいいよ。牛丼とかさ、美味しいじゃん。」とのこと。

「でもさ、お兄さんが来て、牛丼出すのもどうよ?」

…とまぁ、夫とそんな会話をした数日後のお兄さんが来る日の前日。

夫が、いつも利用している駅の近くに美味しそうなお寿司屋さんがあるから、そこのお寿司を頼んでみようか、と言ってくれたのでした。

おぉ!それはありがたい…!

自分で作らないことへの抵抗感を若干感じつつも、「じゃあそうしよう!」とお願いすることにしました。

で、お寿司だけじゃ寂しいかもしれないから、お兄さんが好きな素麺と、ポテトサラダを作ることにしました。

メインのお寿司が決まってくれたので、ぐっと気が楽になった私。

素麺は茹でればいいだけだし、あとは薬味とおつゆ。

おつゆは作った方がいいか?とか頭の中で一瞬考えたんですけど、普段やらないことをすると失敗することも多いので、いつもどおり、市販の薄めるものを使うことにしました。

薬味はネギと生姜と大葉と茗荷。

ポテトサラダは、私的にはそんなに頑張らなくても作れるメニュー。

と言うことで、当日も、あまりバタバタせずに料理の支度をすることができ、お寿司は、少し早めに帰ってきた夫が駅にお兄さんを迎えに行きつつ、取りに行ってくれました。

そんなこんなで、無事夕食の時間を迎え、みんなで美味しいご飯をいただくことができたのでした。

お寿司屋さんのお寿司もとても美味しかったです。

これまで、お客さんが来たら何か作らなきゃと思っていたけど、無理して自信のない料理を出さなくてもいいんですよね。

お客さんが来た時の食事は、手料理でもてなさなければ…という、私の中にあるちょっとした呪いのような思い込み…笑

お寿司を頼むことに対して、若干抵抗感があったものの、実際にとても自分が楽だったし、食事を一緒に楽しむことができたのは事実だったので、もうこれは間違いなく正解でした。

母がしていたことを、同じようにしなければいけないわけじゃないし、母が得意なことと私が得意なことは違います。

お客さんが来た時には、手料理じゃなくてもいい。

美味しく楽しくみんなで食べられるものを、時には自分で作ってもいいし、時にはお店に頼んでもオッケー、というところに辿り着いたのでした。

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